救護体制・体調管理
救護体制
・競技中、体調に異変を感じた場合は無理をせず、直ぐに競技を中止してください。
・具合の悪そうなランナーや、傷病者を発見した場合は、近くのスタッフへお知らせください。
・レース中、救護スタッフから援助を受けた場合、最終的に走行持続可能かどうかは健康状態をみて、現場のスタッフが判断いたします。走行不可能(強度の脱水・ケガ等)と判断した場合は走行中止を指示することがあります。必ず指示に従ってください。
・救護所は、救命処置を重視した体制で運営され、大会中の傷病については応急処置のみ行います。それ以上の処置は原則行いません。また傷病に係る責任は負いかねますので予めご了承ください。
・救護所には家庭用常備薬(胃腸薬、感冒薬、湿布など)の用意はありません。また、コールドスプレー、消炎鎮痛剤等での処置も行いません。
・大会開催期間中はスポーツ保険が適用されます。ただし、大会規則を守らない場合や参加方法が不適切と判断された場合には保険が適用外となる場合があります。
体調管理
・レース中は水分補給を心がけましょう。
・体調に異常を感じたら、早めにレースをやめる勇気を持ちましょう。
・ラストスパートは急激に心臓に負担がかかる危険な走り方ですので、余裕をもってフィニッシュしましょう。
・走行前、走行途中に関わらず、アルコール摂取しての出走は大変危険なため、おやめください。
アルコールを摂取しての走行が確認された場合、失格となります。
失格となった場合、走行を中止してもらいますが、参加料を含め一切のご返金はいたしません。あらかじめご了承ください。
マラソンに取り組む市民ランナーの安全10か条
日本体力医学会ガイドライン検討委員会
(公財)日本陸上競技連盟医事委員会
1.普段から十分な栄養と睡眠をとりましょう。
2.喫煙習慣をやめましょう。
3.メディカルチェックを毎年受けましょう。
4.生活習慣病がある方は、かかりつけ医とよく相談しましょう。
5.計画的なトレーニングをしましょう。
6.気温、湿度に適したウエアの着用と、適切な水分補給をしましょう。
7.胸部不快感、胸痛、冷や汗、フラツキなどがあれば、すぐに走るのを中断しましょう。
8.足、膝、腰などに痛みがあれば、早めに対応しましょう。
9.完走する見通しや体調に不安があれば、やめる勇気を持ちましょう。
10.心肺蘇生法を身につけましょう。
市民マラソン・ロードレース健康チェックリスト
安全にレースをはこぶために、レース当日の体調をスタート前にチェックしましょう。
下記項目(1~9)の中で、1つでもあてはまる項目があれば、レース参加を中止するか、慎重にレースに臨んで下さい。
1.熱がある、熱感がある。
2.疲労感が残っている。
3.昨夜の睡眠が充分にとれなかった。
4.レース前の食事や水分をきちんと摂れなかった。
5.かぜ症状(微熱、頭痛、のどの痛み、咳、鼻水)がある。
6.胸や背中の不快感や痛みがある。動悸、息切れがある。
7.腹痛、下痢がある。吐き気がある。
8.昨夜にアルコールを2ドリンク※より多く飲んだ。
※アルコール2ドリンク=ビール 500mL(度数 5%)、日本酒 1 合(度数 15%)、焼酎 110mL(度数 25%)、ワイン 180mL(度数 14%)、ウイスキー60mL(度数 43%)
9.レース運びの見通しが立っていない。